イギリスで生きてみる
by pirimiso
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ニホンジンは・・・・・?
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友人(young American boy)製作のフィルムを鑑賞。
日本を旅した際の記録映画。
素人とはいえ、大学で映像製作を勉強しただけあって編集がうまい。

よく外国人が「ニホンジン、スゴイ、ヤサシー」的なコトをおっしゃるように
この国の人がいかに親切にカレをもてなしてくれたかが
随所にちりばめられている。

カレが青目、ブロンド、長身という「ガイジンの条件」に恵まれてるコトも
最高の親切を享受できた要因であるのは確かなこと。
たとえばカレがアメリカ人でなくて、アジアのどこかの国の人だったら
ガイジンといっても受ける対応は変わっていただろう。

ニホンジンは本当に優しいか???

見知らぬ青い目のガイジンさんに、一宿一飯を笑顔で提供してくれる同じ人々が
アフガニスタン難民を入国管理局の留置所送りにしてしまう体制を許しているのが
実態でもある。

日本で働く外国人が差別的条件の下で生きているのも現実なのだ。
(それは、Joeのような金髪碧眼のヨーロッパ人も同じ。
                  意外と知られていないコトだけど。)

・・・・・・ニホンジンは優しいか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

言えるのは、個々の関係においては
人の反応というのはその人自身の鏡のように返って来るのだ、ということ。

この若い元気なカレは、とびっきりオープンマインドなのだ。
カレ自身の人柄が、日本で出会った人々をより一層親切にさせたのだろう。

カレが日本の優しさを引き出して、すばらしい印象を持ったのと同時に
日本中でカレに出会った人たちは、カレを通してアメリカ人らしいおおらかさを
じかに知る機会が持てたのだ。

日本の若い人たちに、もっともっと海外に出て行って
人の中に飛び込んでいってほしい。
「国際化」なんて言葉には意味はなくて、実際に経験する人とのかかわりだけが
世の中にはびこる偏見の壁を崩すことができるのだから。

日本人自身の中にある本来の「優しさ」を引っ張り出して、
ほかの国の人々を見下したり排斥しようとする狭い了見をとり払い
ガチガチに凝り固まった制度を変えていくには、
外の世界の実体験が不可欠だと思うから。
良い体験も、不愉快な体験も両方必要だから。

この若いアメリカ人が日本のおだやかな気風を描いて見せてくれたのは
ややステレオタイプの日本とも思えるけど
アメリカ社会にある強い人間不信感との対照だと思うと新鮮だった。

あけっぴろげに笑う人たちの顔には何の警戒心も見られない。
日本人の本来の尊ぶべき気質は、そんなところにあるのかもしれない。
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by pirimiso | 2005-05-02 11:27 | JOEと映画を
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